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避難所生活で起こりやすいエコノミークラス症候群を予防する体操

今回は、避難所生活で起こりやすいエコノミークラス症候群の予防に役立つ簡単な体操をご紹介します。

週末の台風19号の影響で日本全国様々な被害がありました。
当施設は大きな被害はなく、浸水もしませんでしたが2kmいかない所では氾濫した水で浸水した箇所がありました。

被災し避難所生活をされていらっしゃる方も多いです。

人間は同じ姿勢を長く続けていると血流が悪くなります。
特に座った姿勢などを長く続けていると下半身の血液循環が悪くなってしまいます。簡単にできる対策と予防の体操をご紹介いたします。


対策1水分をとる

水分をしっかりととるようにしてください。
水分をとることで血液の循環が良くなります。

普通に生活をしていても人間は2.5lほど水分を失います。
三食食事をとれるとして+1.2lの水分補給をすることが目安とされています。

500mlのペットボトル3本位が目安です。
お茶はトイレが利尿作用でトイレが近くなりますので注意してください。


対策2軽い運動をする

睡眠をしている時をのぞいて、1~3時間おきに簡単な体操を行ってください。
すべて行わなくても大丈夫です。
体操を行ってどこか痛みが出るようでしたら無理をしないでください。


背伸びのストレッチ 10秒間くらい

エコノミークラス症候群予防背伸び体操

手を組んで背伸びをします。肩が痛い方は無理しないでください。座った時間が長いと股関節が曲がったままになりますので下半身への血流が滞ります。立ち上がることで背伸びをしながら股関節を伸ばします。

 

足伸ばしストレッチ 片足10秒間くらい
エコノミークラス症候群予防の体操足伸ばし体操

太もも裏側を抑えて太もも裏側の筋肉を伸ばします。
足を上にあげることでむくみの予防にもなります。

 

足首体操 片足10回から20回くらい
エコノミークラス症候群予防体操足首

足首を曲げたり伸ばしたりを繰り返します。ふくらはぎの筋肉を使うので下半身の筋肉を心臓へ戻す助けになります。

 

このほかに足ふみをしたり、少し歩くということがとても大切になります。可能な範囲で行ってください。


対策3弾性ストッキングの着用

ふくらはぎのむくみを予防するためのストッキングになります。

本来は専門のストッキングやタイツがいいのですが、ハイソックスの靴下でも良いと思います。

 


私が所属している日本健康運動指導士会で作成したエコノミークラス症候群予防のパンフレットを添付いたします。

ダウンロードできますのでご覧ください。

パンフレットダウンロード

参考にして頂ければ幸いです。

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