スポーツ選手が冬の間にパフォーマンスを高める方法とは?
今回は、スポーツ選手が冬の間にパフォーマンスアップする方法をご紹介いたします。
冬の期間は多くのスポーツがオフシーズンになります。
SWANプロジェクトで指導をさせて頂いているウィンタースポーツは逆にシーズン真っ盛りです。
野球やサッカー、陸上競技など屋外で行うスポーツの多くはこれからの冬のシーズンはオフシーズンになります。
スポーツのパフォーマンスを向上させるためには、オフシーズンの過ごし方がとても大切になります。
・自分の弱点を克服する
・ライバルに差をつける
・試合に勝てるようになる
など・・・
スポーツ選手のオフシーズンは、このような課題を改善するチャンスです。
特にシーズン中に行っていた競技の練習だけでなく、根本的な体作りをする事がとても重要になります。
この図はパフォーマンスピラミッドといいます。
三角形の頂点が各種スポーツの競技練習です。
その下にスポーツ競技を行うための筋力や持久力
更にその下に姿勢や柔軟性・体幹力・正しい動作などがあります。
この三角形のバランスがとても大切で、ピラミッドの土台がしっかりしていると体のバランスが良いので一番上のスポーツ競技自体の練習をコンディションが良い状態で行うことができます。
しかし、シーズン中は多くのスポーツが競技の技術練習ばかりになってしまうのでバランスの悪いピラミッドの形になってしまいます。
このようなピラミッドになると競技の練習量ばかり多くなり、それを支える土台の部分が小さくなってしまいます。これにより疲労がたまりやすくなったり、ケガにつながったりしてしまいます。
オフシーズンはこのピラミッドの形を再びバランスの良い状態にすることがとても大切になります。
この三角形のバランスを整えるために自分でできることは、まず自分の体の状態を知ることが大切です。
学校で行うような体力テスト(スポーツテスト)が一番わかりやすいかもしれません。
より細かく体の状態を把握するには、メディカルチェックという方法があります。
2つの方法を大まかに分けると
・体力テストは、体の強さを把握する
・メディカルチェックは、体の機能を把握する
いずれにしろ自分の体の状態を把握して、自分の体の特徴を知ることが大切です。
自分の長所と短所を把握することが、体のパフォーマンスを高める上で一番最初に行うべき内容になります。
では実際には、どんなことをやったら良いのか?
多くの人はわからないと思います。
本来は専門家に指導をしてもらえれば一番いいのですが、そのような機会がない方がほとんどですので自分で出来るセルフチェックの方法を次回以降にご紹介していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。