小学校で運動を行いやすい体を作る授業~1姿勢 2柔軟性 3体幹力~
小学校で運動を行いやすい体を作る授業~1姿勢 2柔軟性 3体幹力~
先週の2日間、長野市立吉田小学校の4年生4クラスの生徒の皆さんに授業をさせて頂きました。
吉田小学校では「正しい姿勢作り」の講演会で過去に2回お話をさせて頂く機会がありました。
今回は4年生の生徒の皆さんに授業の一コマとして「姿勢・柔軟性・体幹力」について実技を一緒に行いました。
姿勢の確認
生徒の皆さんで自分の姿勢の状態を確認しました。
壁を使って正しい姿勢を体感したり、
3kgのボールを持って頭の重さを体感
頭の正しい位置を学習します。
小学生にとって3kgはとても重いです。猫背姿勢になると頭が前に出てしまうので、背骨の上にのるように正しい姿勢を保つことはとても大切です。
柔軟性の確認
太もも裏側の柔軟性の確認
太もも裏側の筋肉が硬くなると骨盤が後ろに引っ張られたり、膝が曲がりやすくなるので猫背姿勢になりやすいです。
足首の柔軟性の確認
腕の位置を変えてしゃがむ動作を確認しました。
レベル1、レベル2、レベル3と3段階でしゃがむ動作を確認しました。
太もも内側の柔軟性の確認
太ももの内側の筋肉が硬くなると、しゃがむ時に膝が内側に入りやすくなり踏ん張りにくくなってしまいます。股関節を上手く動かすためにも柔らかい方が良いです。
肘が床まで着くと良いですね。写真の男の子とても柔らかいです!
ストレッチで柔軟性を改善し姿勢を良くする
背伸びストレッチ
基本中の基本の背伸びは手を天井に伸ばして、頭が背骨の上にのるように行う事が大切です。腰が反りやすい人は少しお腹を凹ませながら行います。
太もも内側のストレッチ
床に座らなくても、太もも内側をしっかりと伸ばすことが出来ます。
背骨の動きづくり
背骨を猫のように丸めたり、犬のように反ったりを繰り返します。
猫の時は「ニャー」、犬の時は「ワン」と皆で声を出しながら行いました。
背骨はクネクネ動くので走り時、ジャンプする時など体の衝撃を吸収してくれます。猫背姿勢のまま運動をすると衝撃を上手く吸収してもらえません。
体幹トレーニングで正しい姿勢を保つ
▪バランス良く体幹を鍛える事で正しい姿勢を保つ事が出来ます。
▪体幹を鍛えて体幹が安定する事で手足が素早くスムーズに動く様になります。
手足バタバタ
できるだけ体幹部分を動かさない様に手足をバタバタと動かします。
体の前側やお腹周りの筋肉を鍛えます。
クモ歩き
お尻が下がらない様に胸を張りながらできると良いです。体の裏側の筋肉を鍛えます。
様々な体幹のトレーニングを実施いたしました。
最後に
各クラスあっという間の45分間授業でした。
柔軟性は4年生の多く生徒が体の同じ部位が硬くなっていました。
改善のためのストレッチを継続してみてください。
吉田小学校の皆さんありがとうございました。
学校やご家庭で運動を続けてみてください。
ご家庭では親子で体操ができると良いですね!